借金地獄はかなり言葉の印象が強いですが、実際にお金を返せずに地獄のような日々を過ごしている人は結構いるものです。
そんな地獄からでも抜け出す方法があります。
借金地獄・ローン地獄となった原因究明が大事
何度も借り入れを繰り返して返済が困難な状況となり、債権者から取立てを受けている様な状況をまるで地獄にいるようだという事で「借金地獄」や「ローン地獄」と表現することがあります。
借金地獄から抜け出す第一歩は、なぜ借金地獄となったのかについて、その原因を考えることです。
借金地獄から幸いにも脱出できた場合に、また借金まみれとなることが無い様に借金の原因を究明することは大事です。
借金地獄となる主な原因
ここでは、借金地獄となってしまう主な原因について、取り上げてみました。
自分の場合を振り返ってみて、心当たりのある点がないかを確認してみましょう。
無計画な借り入れ
手元にお金が無いからといって返済計画を立てずに、安易に借金を繰り返すと借金地獄となってしまいます。
こういった方は、楽観主義者やズボラな性格の方に多いようです。
借金総額も把握できない様な方は、すぐに各借入先からの借入額を確認して、返済計画を練る様にしましょう。
クレジットカードの乱用
クレジットカードの支払い方法の一つに「リボ払い」という支払い方があります。
このリボ払いという支払方法は、どんなに借入残高が増えても、月々の返済額は一定となる支払い方法です。
いくらクレジットカードで買い物を繰り返しても、毎月、銀行口座から引き落とされる金額は一定なので、仮にすでに多額の借金があったとしても、まだクレカで買い物をしても大丈夫だと考えてしまいがちになります。
なかには、クレジットカードのショッピング枠上限まで使ってしまい、買い物をした時に決済ができなくて、初めて多額の借金に気づくという方もいます。
クレジットカードをリボ払いにすると、多額の借り入れをしている場合は毎月の支払いは利息分だけとなり、まったく借入元本が減っていなくて、いつまで経っても借金を完済できないという事にもなります。
クレジットカードの支払方法をリボ払いにしている方は、すぐに支払い方法を変更してリボ払いを止めましょう。
また、クレジットカードの金利手数料は、どの信販会社のカードも実質年率15%ぐらいです。
貸付利率が実質年率15%だと、消費者金融(サラ金)からお金を借りているのと何ら変わりがありません。
一般的にクレジットカードは、金利手数料が高利率ですが、一括払いと2回払いの場合は金利手数料なしで利用できます。
ですから、クレジットカードを使って買い物をした場合は、その支払方法を一括払い、2回払いのどちらかにすると良いです。
仮に3回以上の分割払いで買い物をした場合は、消費者金融からお金を借りて買い物をしたと考えましょう。
実質的な金利負担は、3回以上の分割払いだと消費者金融から借り入れをしたのとなんら変わりありません。
なお、ネット通販だとカードの支払方法で2回払いを選ぶことができない場合が多いです。
その場合は金利手数料なしにするには一括払いを選ぶしかありません。
住宅ローン返済計画の挫折
家は高額商品なので、購入する際には一般的に20~30年に及ぶ長期の返済計画を立てます。
収支が当所の計画通り推移すればよいのですが、20~30年という長い期間の間に予定より収入が減ったり支出が増えると、返済不能となります。
収入が減る要因
- 会社員の場合、業績悪化によるボーナスカットや給与の減額
- 自営業者の場合、経営不振や廃業
- 転職をした結果、収入の低下
- リストラなどにより失業
- 病気になり働けなくなった
支出が増える要因
- 購入した家の修繕が必要となった
- クルマが耐用年数を過ぎて、買い替えが必要となった
- 子供ができたため、育児費や教育費が掛かる様になった
- 病気になり、治療費が発生
- 金銭詐欺にあった
住宅ローンの返済ができなくなり、家を売却したとしても、中古住宅は安値でしか売却できないので借金が残ることになります。
つまり、例え持ち家を売却したとしても、借金地獄が続いてしまう可能性があるわけです。
ギャンブルにハマった
幸運を得たいという射幸心の強い方、あるいはギャンブルでお金を掛けることでハラハラ・ドキドキといった高揚感を感じる方は、パチンコや競馬といったギャンブルにハマり易いようです。
ギャンブルもお小遣いの範囲内で楽しむ分にはあまり害はありません。
ですが、損した分を取り返そうと、貸金業者からお金を借りてまでギャンブルの軍資金を調達するようだと、深みにはまってしまい借り入れを繰り返すことで借金地獄に陥ることになります。
また、ギャンブルにハマっている方の中には、ギャンブル依存症という精神病の一種に疾患している方もいます。
ギャンブル依存症となっている場合は、心の病(脳の機能異常)なので、専門の医療機関できちんとした治療を受ける必要があります。
他人の借金の保証人
自分がお金を借りたわけではないのに、借り入れの保証人となったばかりに多額の借金を抱えてしまう方がいます。
いくら信用ができる知人であったとしても、保証人には絶対にならないことです。
たとえ、身内から保証人の依頼があったとしても、借金の保証人だけはなるべきではありません。
投資、投機
先物取引業者の甘い投資話に乗っかり、先物取引の売買に失敗をした結果、資産を失ったり多額の借金を抱え込む方がいます。
また、公務員やサラリーマンなどの不動産の素人が、不動産業者の甘い話に乗り、マンション投資をしたことで、多額の借金を抱え込むこともあります。
そして、最近では仮想通貨です。
仮想通貨は実態のない通貨を売買することで、利ザヤを稼ぐ投資方法ですが、暴落したことで多額の損失を受けた方が多いです。
仮想通貨で得た所得は、所得税を納める時には雑所得となり総合課税の対象で、分離課税となる株式利益とは異なり累進課税が適用されます。
そのため、たとえ売却した時に多額の利益を得たとしても税金で大幅に差し引かれるので、投資としての魅力はありません。
仮想通貨の売買を繰り返すと、ほとんどの方は最終的には大幅の赤字で仮想通貨市場から退場をする結果となります。
借金返済のためのお金を他の金融機関から調達
借金返済に困っている方は、支払いのプレッシャーにより、判断能力が鈍っていることが多いです。
普通に考えたら、借金返済をする為に別の金融機関から借り入れをしたら、多重債務となり借金地獄となるのは予想できます。
ですが、借金苦で困っていて借金地獄に陥っている方は、多重債務となると状況が悪化するということも予想できなくなっている場合があります。
もし、今現在、借金返済をするために借金を繰り返しているなら、もう自分だけでは手に負えない状況となっているので、すぐにでも債務整理を得意としている法律事務所・司法書士事務所に借金の相談をしましょう。
最近では、借金相談は無料で受けている法律事務所・司法書士事務所が増えてきたので、無料で受けることができる借金相談を利用すると良いです。
闇金
複数の金融機関から借り入れをする多重債務になった場合、最終的にはまっとうな金融機関ではそれ以上お金を借りることはできなくなります。
金融機関が共通して利用している個人の借入情報を確認できる個人信用情報機関があるので、借り入れを申し込んでも多重債務状態であることがバレてしまうからです。
どこにもお金を借りることができなくなった結果、闇金に手を出してしまう方がいます。
闇金は違法な金融業者で、行政の認可を受けておらず、法外な高金利で貸し付けを行っています。
闇金では、トイチと言われる様に10日で1割の利息が付く様な高利の貸付利率、かつ複利なので、借金は雪だるま式に増えることになります。
闇金からお金を借りたら、借金地獄に一直線となります。
万一、闇金から借り入れをして強引な取立てにあっている様なら、最寄りの警察に相談することをお勧めします。
家計の見直しで生活改善
借金地獄から脱出する為には家計の収支を見直すことが必須です。
ここでは、どうすれば収入を増やし、そして支出を減らせるのかについてアドバイスを行っています。
収入を増やす方法
残業を増やす
勤めている会社が労基法に違反しない範囲での残業を認めているのなら、残業時間を増やすのが良いでしょう。
社内の同僚よりより多くの仕事を受けて、より多くの結果を出す必要があります。
のんびりと仕事をやって残業時間を増やすと、上司から目を付けられて、会社に居づらい雰囲気となってしまうので、残業をするからには、それ相応の結果を出すことが求められます。
副業やアルバイト
勤めている会社で、副業やアルバイトが禁止されていないなら、会社からの帰宅後、または会社の休みの日に副業やアルバイトをしましょう。
ただし、アルバイトの場合は、年齢が若くないと使いづらそうと判断されて雇ってもらえない可能性があります。
転職
自分の能力に自信がある方は、同業他社に転職をするという方法もあります。
転職をした場合、一般的には収入が減ってしまう傾向があるので、転職した際に高い給料を得られる様に常日頃から自己啓発を行って、自分の能力を磨いておく必要があります。
自営業の場合
自営業をしている方は、単純に労働時間を増やす様にしましょう。
また、作業効率の見直しを行い、より効率的に仕事を進めることでも収入アップを図ることができます。
支出を減らす方法
お酒やタバコを減らす
お酒やタバコは嗜好品なので、生活をする上では、無くても困らないものです。
タバコは肺がんのリスクを高めることが医学的なデータで明らかになっており、禁煙をすることで健康を維持する効果も期待できます。
また、一昔前までは、適度な飲酒は健康に良いとされてきましたが、最近の医学研究の結果では、少量でもお酒を飲むと脳の神経細胞にダメージを与えることが分かっています。
つまり、お酒を飲むと少しずつ脳に悪い影響を与えるという事です。
ですので、自宅で晩酌などをしている方は、できれば禁酒をした方が良いです。
お酒やタバコを止めれば、お金の節約だけでなく健康的な生活を送ることができる様になります。
水道光熱費
水道代
水道代を減らすためには、洗濯をする場合には、お風呂の残り湯を使うと良いです。
また、食器を洗うときは、水道を流しっぱなしにするのではなく、桶などに水を溜めて、その中で食器を洗い、最後に綺麗な水で食器をすすぐようにしましょう。
電気代
早寝早起きを心掛けることで、照明の電気代を減らすことができます。
エアコンなどの電気代を節約する為に、衣服は季節にあった適切なものを着る様に心掛けましょう。
また、普段あまり使わない電化製品がある時は、待機電力で電気を消耗するのを防ぐために、電源プラグをコンセントから抜くようにしましょう。
ガス代
ガスコンロを使って料理を作る場合は、ガス代を節約する為に1食分だけでなく数食分をまとめて作り、作り過ぎた分は冷蔵庫あるいは冷凍庫で保存するようにしましょう。
料理をする際は、ガスコンロの火力を弱火にして調理を行うことでもガス代を節約できます。
また、冬季に食器を洗うときは、手が冷たくなるのでガス給湯器のお湯を使う方が多いと思いますが、ゴム手袋をはめることで、お湯を使わずに食器洗いができ、手荒れも防ぐことができます。
通信費
電話を掛ける時は、必要な用件だけを手短に伝えて無駄な話をしない様にしましょう。
通信事業者と契約した通信プランが適切かの見直しも行いましょう。
場合によっては、通信プランを変更することで、使い勝手を悪くすることなく電話代を減らすことができます。
大幅に電話代を減らしたい場合は、固定電話がある場合は固定電話を解約して、スマホだけにする。
そして、現在、大手のスマホ通信事業者と契約している場合は、電話基本料の安い格安スマホに乗り換えることも考えましょう。
ちなみに、通信事業者の乗り換えをしても電話番号は引き継ぐことができるので、今使っている電話番号をそのまま利用することができます。
保険料
保険は無駄なものに入っていないかを確認することが大切で、あまり重要性のない保険なら解約をするようにしましょう。
また、保険の契約内容の見直しを図ることで、保険料の支払額を減らすことができます。
家賃
家賃の支払額が多いのなら、家賃の安い物件を探して引越しをする様にしましょう。
借金地獄という状況になっているのに、高い家賃を払っていては意味がありません。
安い家賃に引越しをすれば、一時的に引越し代が発生をしてしまいますが、引越し後は家賃の差額分をそっくりそのまま借金返済にあてることができます。
月々の利息負担を少なくできれば返済を続けられる人
借金地獄とはいっても月々の利息負担を少なくできれば、なんとか返済を続けられそうという方は、借金の一本化を試みてみましょう。
借金の一本化とは、銀行や消費者金融が扱っている低金利の「おまとめローン」で借り入れをして、借りたお金で今まで借りていた他の借入先の借金を完済させることです。
借金一本化のメリットは、低金利なので月々の利息支払いの負担が減ること、返済先が1社だけになるので返済管理が楽になることです。
借金の一本化は、全ての借金を一つにまとめる為に多額の借り入れをすることになります。
その為に、一般的に「おまとめローン」の融資審査は厳しいです。
ですから、「おまとめローン」に融資の申し込みをしても、融資審査で落ちる可能性があります。
また、いくら低金利だといっても返済期間を長く引き伸ばしてしまうと、利息総額は借金をまとめる前より増えてしまうこともあります。
そのため、元金の返済額は「おまとめローン」に切り替え後も同じ金額だけ支払っていくことが推奨されます。
元金のみなら3年以内で返せそうな人
借金返済に充当できるお金が少なくて、支払っているお金はほとんど利息分のみという状況となっていないでしょうか?
利息も元金も返済し続けて完済するのは無理という人は、元金のみの返済を3年以内で終えられるかどうかをシミュレーションしてみましょう。
元金のみだったら3年以内で返済できるという人は、任意整理という方法があります。
任意整理とは裁判所が介入しない手続きで、借入をした債権者との話し合いで将来の利息を免除して貰うものです。
利息を支払わなければ、完済まで返済を継続できそうという方は、任整整理をすることを考えてみましょう。
持ち家は絶対に手放したくない人
任意整理でも、もちろん借金を減らすことはできるのですが、多額の借金がある場合は向いていません。
任意整理をした後に借金返済を計画通りにできなければ、債権者が差し押さえ訴訟を起こすことで強制執行されて財産を失うかもしれません。
継続的な借金返済は無理と考えられる場合は、取り得る手段は自己破産になります。
ですが、自己破産では全ての借金返済をリセットすることができますが、財産を処分しなくてはなりません。
でも持ち家の人は、どうにか家だけは残しておきたいと思うでしょう。
そんな人のためには、個人再生という債務整理方法があります。
個人再生は住宅ローン以外の借金を原則5分の1程度にまで大幅に減らすことができます。
ですので、任意整理での解決は無理と判断した人でも個人再生による解決を考える余地があります。
ただし、個人再生の手続きを受けるためには安定した反復収入があること、住宅ローン以外の債務総額が5,000万円以下であること、債務者が個人であることという条件があります。
借金地獄から脱出する最終手段は自己破産
任意整理の手続きで利息をカットしても返済困難で、個人再生手続きもできないというなら、残念ながら最終的には自己破産しか解決方法はありません。
でも「破産しかない」と悲観するのではなく「破産がある」と前向きな気持ちで行きましょう。
自己破産をすればこれまで支払わなくてはいけなかった借金がすべて無くなり、苦しい借金地獄から抜け出すことができます。
住宅を含めた高額財産は全て処分しなくてはいけませんが、破産しなくてはいずれ払えなくなる借金をそのままにしても意味がありません。
自己破産のデメリットは、ブラックリスト入りをすることや官報に掲載されてしまうことです。
ブラックリスト入りとは、金融機関はお金を融資する審査の際に、個人情報の調査を個人信用情報機関を使って行っています。
自己破産を行うと個人信用情報機関に、返済不能となった事実が記録されます。
その結果、金融機関からお金を借りようとしても審査で落とされるので、ローンを組んだり、クレジットカードを作ることができなくなります。
借金ができない状況になることはデメリットといえますが、借金ができないということは再び借金地獄になるリスクがないということなので、考えようによってはメリットとも言えます。
なお、ブラックリスト入りをしても自己破産の場合はおよそ10年で、個人信用情報機関に記録されている返済不能となった事実は消去されるので、自己破産をしてから10年も経てば金融機関で新たな借入をすることができます。
また官報は一般の人が見るものではないので、親戚や近所の人に自己破産したことがばれることはまずありません。
自己破産のデメリットは、世間が考えているほどそう多くはありません。
借金地獄から脱出するための債務整理
債務整理手続きをする為の方法
債務整理とは法律の専門家である弁護士あるいは司法書士に、借金問題の解決を依頼して、根本的な解決を図ることです。
最近の法律事務所・司法書士事務所は、借金相談は初回のみ無料で行う事務所が増えてきました。
ですから、借金地獄で困っている方は、まずは借金相談を無料で行っている法律事務所・司法書士事務所を見つけて相談をしてみると良いです。
法律事務所・司法書士事務所の探し方ですが、Google検索エンジンの検索窓に「法律事務所 債務整理 地域名」あるいは「司法書士事務所 債務整理 地域名」というキーワードを入力して、検索をします。
「地域名」には、あなたが住んでいる市名を入れます。
例えば横浜市に住んでいるのなら「法律事務所 債務整理 横浜市」と入力して検索を行います。
WEBサイトの一覧リストが出てきたら、実際にWEBサイトを閲覧して、借金相談を無料で実施しているかを確認するようにしましょう。
債務整理手続きの種類
債務整理というと自己破産を思い浮かべる方が多いと思いますが、債務整理には自己破産以外に任意整理・個人再生・過払金返還請求もあります。
ここでは、それぞれの債務整理手続きの特長について案内をしています。
債務整理手続き | 特長 |
自己破産 |
返済の目途が全く立たない場合に、管轄の地方裁判所に破産申立てを行い、裁判所から免責許可の決定を受けることで、借金である債務が全額免除になる債務整理方法です。 所有財産がない場合は同時廃止事件として、財産がある場合は管財事件として扱われて、財産を管理する破産管財人により、財産の換価が行われて各債権者に分配されます。 自己破産をしても20万円以上の資産価値がない家財は手元に残すことができ、当面の生活費として現金は99万円まで保有できます。 |
任意整理 |
裁判所を用いないため、比較的に短期間の内に手続きが完了します。 債権者と個別に借金減額の協議の場を持ち、話し合いによって解決をする方法です。 一般的には、元金の減額は厳しく、今後の利息カットなどの実現を目指します。 全ての債権者とでなく、債務者が選んだ一部の債権者とだけ、借金負担の軽減交渉をすることもできます。 |
個人再生 |
裁判所に借金を大幅減額した3年間の返済で完済する再生計画を提出して、裁判所に認めて貰う債務整理方法です。 住宅資金特別条項(住宅ローン特則)の適用を受ければ、住宅ローン返済中の持ち家を処分することなく、住宅ローン以外の借金を1/5に圧縮できます。 ただし、個人再生を適用しても借金が100万円未満の場合は借金の減額はできず、借金が100万円以上の場合は借金の減額後でも最低でも100万円を支払うことになります。 |
過払金返還請求 |
利息制限法の法定上限金利を超える、いわゆるグレーゾーン金利で過去に借金返済をしていた場合に、債権者に払い過ぎた利息金の返還を求める手続きです。 債権者が返還請求に応じない場合は、裁判所に返還の為の民事訴訟を起こして、法的手続きによって払い過ぎた利息金の返還を実現する場合もあります。 |
借金地獄に陥っても早く再スタートを切れば、それだけ早期に生活を立て直すことができます。
自分にとって、何が最適な債務整理方法なのかを考える様にしましょう。