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独身時代に金融機関からお金の借入をすることはよくあることですが、自分の彼氏・彼女が借金を抱えていたとしたら他人事ではありません。

結婚を考えている恋人に借金があった場合、どのように対処していったらいいのかを考えてみましょう。

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借金の解決方法

借金はケンカの素

夫婦喧嘩

夫婦喧嘩の原因は色々とありますが、中でもお金で揉めるケースは多いものです。

恋人同士のときはお互いの財布事情はそれほど気にならなくても、結婚して夫婦になれば状況が変わってきます。

金銭感覚のずれ、資金繰りの苦しさが問題となり、夫婦に争い事を起こしてしまいます。

結婚生活にはただでさえお金がかかるのに、独身時代の借金を抱えて一緒になるということは、大きなマイナスを負ってスタートするようなものなのです。

例えば妊娠・出産を迎えると女性はどうしても仕事を休まなくてはいけなくなるため、収入が減ることが予想されます。

しかも子育てには新婚生活よりももっと大きなお金がかかってきます。 毎日ギリギリの生活の中で子育てをしていくのはかなりのストレスです。

愛さえあればお金なんてと言いますが、正常に結婚生活を続けるにはやはりお金が必要なのです。

独身時代の借入金は結婚前に清算が基本

お金を払っている女性

結婚生活をスタートさせる時には、なるべくマイナスを無くしておいた方がいいです。

独身時代に借りたお金も、できれば結婚前に清算するのが基本です。 そもそも独身のときに作った借金は個人のものですから、結婚相手に返済する義務はないのです。

少額の借金だとすぐに返せるからと完済を後回しにしがちですが、結婚後にこれが火種となることもあります。

むしろ少額だからこそ、ちょっと無理してでも独身時代に借金を返済しておくべきでしょう。

彼氏・彼女の借金が発覚した時の対応方法

借金の発覚

結婚を考えている人とは、借金の有無についてしっかりと話し合うことが大切です。

借金をしている恋人には、借入金額と借入先、借入期間などを全て、包み隠さずに明かして貰いましょう。

返済計画を練る

結婚前に完済することを目指して、返せる額なら返済計画を立てていきます。

返済計画を立てる際には、借金をしている恋人の家計の見直しを行う必要があります。

家計の見直しの原則は、収入の増加と支出の削減です。

収入アップと支出の削減ができれば、返済に充てることができるお金が増えるので、早期完済を実現できます。

収入アップの方法

収入を増やすための方法としては「働く時間を増やす」、「アルバイトや副業をする」、「転職する」があります。

会社勤めをして働いているのなら、仕事を多く割り振ってもらい残業を多めにして、残業代を稼ぐと良いです

また、勤めている会社の就業規則で副業を禁止していないのであれば、バイトや副業をすると良いです。

特に現在はネット社会なので、インターネットに接続されたパソコンがあれば、クラウドソーシングで簡単に自分にあった仕事を見つけることができます。

クラウドソーシングのWEBサイトでは、仕事内容と報酬金額を明示していて、様々な仕事案件が掲載されています。

その他の給料アップの方法として、転職をするという方法もあります。

でも、転職は転職する人の能力がかなり高くないと、転職をした結果、給料が下がることになるので注意する必要があります。

さらに、一時的な臨時収入となりますが「不用品の売却」、「結婚後に家庭に入るつもりなら、会社を辞めて退職金を得る」などがあります。

不用品の売却とは、所持品でほとんど使わないものをネットフリーマーケットやネットオークション、或いは近所のリサイクルショップに持ち込んで売るという方法です。

少しでも多く収入アップを実現して、月々の借金返済額を増やす様にしましょう。

支出削減の方法

支出削減の効果的な方法は、家計簿を付けることです。

家計簿を付けるのがが面倒なら、簡単なお小遣い帳でも構いません。

1カ月、次の様な支出項目について、いくら払っているのかをチェックしてみましょう。

主な支出項目
  • 家賃
  • 自動車関連費用
  • 水道光熱費
  • 食費
  • 通信費
  • 遊興費
  • 被服費
  • 交際費
  • 雑費

そして、各項目について、節約ができないかを考えてみましょう。

もし、結婚を考えている彼氏・彼女と同棲が可能なら、同棲するのもありだと思います。

同棲すれば、出費の多い固定費である家賃を減らせるし、水道光熱費も減らせます。

節約をして浮いたお金は、借金返済に回すことで早期完済を実現できます。

完済の目途がつかない場合

おまとめローンの利用を検討

もし、借金をしている彼氏・彼女が、複数の金融機関から借り入れをしている多重債務者であった場合には、借金を1つの低金利なローンにまとめる借金の一本化ができないかを検討しましょう。

1つの低金利なローンにまとめるメリットは、支払利息額を減らすことができる、そして返済管理が簡単になるという事です。

借金を一本化する金融商品は、銀行や消費者金融が提供をしていて、一般的にはおまとめローンと呼ばれています。

おまとめローンを利用すれば、月々支払う利息額が減るので、完済までの目途がつく場合があります。

良いこと尽くしの「おまとめローン」ですが、デメリットもあります。 そのデメリットとは、融資審査が厳しいという事です。

他社の借金をまとめる訳ですから、融資金額が多額となります。

また、融資を行う金融機関としては、多重債務者の人に融資を行う訳ですから、融資審査は慎重にならざるをえません。

おまとめローンを利用する場合は、ダメもとで借り入れの申込みをするぐらいの気持ちで、利用申し込みをした方が良いです。

債務整理を検討する

返済計画を練ってみたが、どうしても完済が難しいなら、債務整理を視野に入れるとよいでしょう。

債務整理とは、借金の減額または返済の免除を実現して、借金問題を解決することです。

債務整理を行うには、裁判所で法的な手続きが必要になることもあるので、一般的には債務整理を得意としている弁護士または司法書士に処理を依頼します。

結婚まで考えている彼氏・彼女が、返済不能な状況になっているのなら、最後の手段として債務整理を勧めましょう。

債務整理の方法には、誰でも聞いたことがある自己破産の他に、過払金返還請求、任意整理、個人再生、特定調停があります。

個々の債務整理の特徴を整理すると次の様になります。

債務整理の特徴
項目 過払金返還請求 任意整理 自己破産 個人再生 特定調停
借金をゼロにできる × × ×
債務整理後に借金返済がない × × ×
家を残せる ×
車を残せる
裁判手続きが不要 × × ×
債務整理中に就けない職がない ×
金融機関のブラックリスト(※1)に載らない × × × ×
官報(※2)に債務整理をした事実(住所・債務者名)が掲載されない × ×

※1):実際はブラックリストというものは存在しませんが、返済遅延や債務整理を行うと各金融機関が個人データの照会を行うために利用している個人信用情報機関に金融事故情報が登録されます。
※2):官報とは、国が発行している新聞の様なもので、インターネットを使えば直近30日分を無料で閲覧できます。

債務整理の方法は、様々ありますが、今後、結婚を考えている方にお勧めできるには「任意整理」と「自己破産」です。

「任意整理」と「自己破産」について、もう少し詳しく説明をします。

任意整理とは

任意整理は、借金総額があまり多くない方にお勧めしたい方法です。

裁判所を使わない方法なので、債務整理費用が安く、そして借入先の債権者との交渉は最短で3カ月ほどで済みます。

借金を抱えている彼氏・彼女の代理人である弁護士が、債権者と直に返済負担を軽くする為の交渉を行います。

減額内容は、一般的に、今までに払い過ぎた利息金がある場合には引き直し計算を行い、払い過ぎた利息金を借金元本から相殺することで借金総額を減らします。

また、今後の利息カットなども債権者に求めます。

交渉が成立したら、一般的には減額後の借金を3年程度の分割払いで完済します。

ですが、将来的に結婚を考えているのなら、出来るだけ毎月返済を多く支払い、またボーナスなどのまとまった収入があった時は、繰り上げ返済を行う様にしてましょう。

そして、結婚前に借金を払い終える様にした方が良いでしょう。

自己破産とは

自己破産は、経済的に破綻していて、返済を続けるのは無理と判断した場合にお勧めしたい方法です。

自己破産では、代理人である弁護士が管轄の地方裁判所に破産申し立てを行います。

借金をしている債務者の財産は、生活必需品を除いてほとんどを失いますが、裁判所から免責許可の決定を受けることで、税金や国民健康保険料などの一部の例外を除いて原則、借金は全て帳消しになります。

借金がゼロの状態から人生をやり直すことができるので、これから結婚をして新たな門出を迎えるという方には適した方法です。

なお、自己破産をすることで借金はゼロとなりますが、自己破産をする為には弁護士費用と裁判所に納める費用が必要になります。

債務者が20万円を超える高額財産を持っていない場合には、「同時廃止」と言われる自己破産方法が行われ、その場合には裁判所に納めるお金(予納金・収入印紙代・郵便切手代・官報掲載費用)の合計は5万円ほど必要になります。

また、弁護士費用は自己破産の場合、20万円程度かかります。

弁護士費用は、法テラスの民事法律扶助制度を使うことで立て替え払いができ、弁護士費用を毎月5千円から1万円程度の分割払いにすることができます。

ですから、自己破産をする為の費用として、25万円程度はかかると考えておいた方が良いです。

多額の借金を抱えて金欠の債務者にとっては、自己破産費用の25万円は大金だと思います。

ですが、その費用さえ工面できれば、どれだけ多額の借金があっても借金をゼロに出来ることを考えれば、自己破産に掛かる費用は安いものです。

債務整理によるデメリット

結婚したい彼氏や彼女に多額の借金があり、返済が困難なら結婚をする前に債務整理をさせて、借金問題を解決させるべきです。

ですが、債務整理をすることで、個人信用情報機関に金融事故情報が登録されるので、任意整理で約5年、自己破産だと約5年から10年の間は金融機関から借金をすることができなくなります。

つまり、今まで使っていたクレジットカードは解約されることになり、その後、新規でクレジットカードを作ろうとしても、審査で落ちてしまいます。

また、結婚した後に、クルマや家を購入するとなった時に、自動車ローンや住宅ローンの契約をする事ができません。

ただし、抜け道があって、結婚後に債務整理を行っていないパートナーがクレジットカードを作り、その際に家族カードも作ることで、債務整理を行ったもう一方のパートナーの方はクレジットカードの家族カードを持つことができます。

また、債務整理を行っていないパートナーの方であれば、自動車ローンや住宅ローンの契約を行うことができます。

ですから、債務整理を行う彼氏あるいは彼女は、結婚をしてしまえば債務整理による不自由はないと言えます。

結婚しないで別れるかの判断基準

仲の良いカップル

借金をする理由は様々なので、借金があったからといってすぐにお付き合いを止める必要はありません。

しかし、金銭感覚は大事なことです。

借金の返済についてしっかりと話し合っていける、完済して前向きに結婚を考えていけるなら、結婚後も一緒に財産を築いていけるでしょう。

しかし、借金やこれからのお金のことについて面倒臭がって話し合わなかったり、隠し事が多かったりする場合は要注意です。

恋人同士のときにはいいところしか見えてきませんが、結婚をして夫婦になると粗が見えてきます。

結婚をして、すぐに離婚してしまわないためにも、お互いの借金問題はシビアに考えておいた方がよいです。

ここでは、お付き合いを止めて別れるか、それともお付き合いを継続させるべきかの判断について考察をしています。

すぐに別れた方が良い場合

お付き合いしている彼氏あるいは彼女の借金の原因が次の場合は、その人との結婚は諦めてすぐにでも別れる様にしましょう。
  • 自分や周囲の友人にまでお金を無心するという「借金癖」がある。
  • パチンコや競馬にハマっていて「ギャンブル依存症」である。
  • 高級ブランド品やエステ、趣味などにお金を注ぐ「浪費癖」がある。
  • キャバクラやホストなどでの「遊び癖」がある。

また、彼氏あるいは彼女に借金の話しを持ち出すとはぐらかして、真剣に話をしようとしない。

ズボラでいい加減な性格の為、借金に対してなんとかなるという甘い考えを持っている。

お付き合いしている彼氏や彼女がこのような方だと、性格や人柄に問題があるので、結婚をしたとしても幸せにはなれません。

また、借金を抱えている人との結婚にはあなたの親も、猛烈に反対をすることでしょう。

結婚したとしても、結婚パートナーとあなたの親との人間関係も上手く行かない可能性が高いです。

親にも祝福されない様な結婚はするべきではないし、結婚したとしても不幸になるだけです。

彼氏または彼女との付き合いを続けても良い場合

彼氏あるいは彼女が借金をした理由が次の場合は、結婚を前提としたお付き合いを続けても良いでしょう。

  • 家を購入するために「住宅ローン」を借りた。
  • 車を買う為に「自動車ローン」を組んだ。
  • 「病気の治療費」の為にお金を借りた。
  • 「冠婚葬祭費用」の為にお金を借りた。
  • 「奨学金」を借りた。
  • 「事業を起こす」ための借り入れをした。

住宅ローンは、税金対策としても利用されるので、給料に見合った家を購入したのであれば問題ないです。

自動車ローンも、身の丈にあったクルマを購入しているなら問題ないです。

クルマが趣味の方には、給料のほとんどをクルマにつぎ込むだけでなく、クルマの為に借金を重ねてしまう方がいます。

自動車ローンの場合は、身分不相応な高級車を購入していないかを確認しましょう。

病気の治療代などの生活をする為に止む負えず借りたお金は、一時的なものなので借金があったとしても問題ないです。

結婚を考えている彼氏・彼女の親に借金があった場合

親に借金がある親子

ここでは、結婚前提でお付き合いしている彼氏あるいは彼女の親に多額の借金があった場合に、結婚をしても大丈夫かについて検討をしています。

借金というものは、お金を貸した「債権者」とお金を借りた「債務者」の間の契約です。

そのため、債務者が親であった場合、原則として、その子供に親が作った借金の返済義務が生じることはありません。

但し、例外として次のケースでは親に借金がある場合、その子供に返済義務が発生します。

親の借金によって、子供に返済義務が生ずるケース

  • 親の借金の保証人に子供がなっていた場合
  • 両親が死亡して、子供が相続人となった場合

親が借金をした時に子供が保証人になっていた場合は、子供にも返済義務が発生する場合があります。

特に連帯保証人となった場合は、お金を貸した債権者は法的には親・子供どちらから金銭の回収を行っても良いので、親に返済能力があったとしても子供に取り立てが行われる可能性があります。

また、不幸にも両親が共に亡くなってしまい、子供が相続人となった場合は、プラスの財産だけでなくマイナスの借金も受け継ぐことになります。

そのため、親に借金があると相続によって、その借金が子供に負わされることになります。

但し、日本の相続制度では、不測の借金を相続人が負うことが無い様に、相続放棄という制度があります。

相続人となった方は、自分が相続人となったことを知ってから3カ月以内に裁判所に相続放棄の手続きを行うことで、相続人という立場になることを回避できます。

つまり、親の借金を相続しそうな場合には、相続放棄を行うことで、子供は親の借金を負わずに済みます。

なお、相続放棄を行うと相続人でなくなるので、親のプラスの財産も相続ができなくなるので、相続放棄をする際にはプラスの財産とマイナスの借金、どちらが多いのかを十分に調査する必要があります。

結婚前提で付き合っている彼氏・彼女の親に多額の借金がある場合に、お付き合いを続けるか否かの問題ですが、その答えは付き合っている彼氏・彼女が親の借金の保証人になっていなければ、お付き合いを続けて良いと思います。

彼氏・彼女が借金を滞納し続けたら何が起こる?

差押えの札

結婚を考えている彼氏あるいは彼女に多額の借金があり、約束の期日までに所定の返済金を払わなかったら彼氏や彼女の身には何が起こるのでしょうか?

ここでは、借金を滞納し続けた場合に起こる出来事について説明をしています。

借金の返済日である約定返済日に支払いを行わないと、借入先の金融機関から借り入れをした人に電話で督促があります。
下矢印
滞納から1カ月程度で、内容証明郵便などで借入先の金融機関から督促状が送られてきます。
下矢印
借入先の金融機関から差押予告通知が送られてきます。 内容は、「借金元本+遅延損害金を全額一括払いせよ」、さもなければ財産の差押え手続きを行うというものです。
下矢印
裁判所から支払督促状が送られてきます。
下矢印
裁判所から仮執行宣言付き支払督促が送られてきます。 内容は、「債務者は債権者に借金を一括返済せよ」、さもなければ2週間後に財産の差押えを強制執行するというものです。
下矢印
財産を差押えする強制執行が実施されます。

借金の取り立てや督促を無視し続けると、最終的には借金は財産の差押えによって回収をされることになります。

年齢が若くて、家や土地などの不動産を所有していない方の場合は、銀行預金口座や給料の一部が差し押さえされることになります。

もし、借金をしていたのが彼氏で、結婚後は彼氏の給料で生活をしようと考えていた場合には、毎月、彼氏の給料の一部は差押えで没収されるので、結婚生活は金銭的に苦しい状態でスタートをすることになります。

また、返済が滞ってから3カ月ぐらい経った時点で、金融事故として個人信用情報機関に記録されてしまい、金融機関のブラックリストに載ることになります。

金融機関のブラックリストが解除されるのは、金融事故情報が登録されてから約5年後です。

借金をしている彼氏あるいは彼女は、金融機関のブラックリストに載っている期間は、行政に登録している正規の金融機関からは借金をすることができなくなります。

結婚を考えている彼氏・彼女の借金を立て替えてあげても大丈夫?

お金を支払う男性

借金返済で困っている彼氏や彼女の姿を見ていると、不憫に思い、思わず「借金を立て替え払いしてあげよう」と考える方もいるかもしれません。

ですが、現在は結婚を前提として付き合っているかもしれませんが、所詮は親族でもなく、まったくの赤の他人です。

彼氏あるいは彼女の借金を立て替えてあげた後に、恋人関係が上手く行かずに破綻して別れた場合には、貸したお金が戻ってこない可能性が高いです。

だから、もし彼氏あるいは彼女の借金を立て替えてあげるのなら、相手にお金をあげたという気持ちを持って借金の立て替えをするべきです。

それと、お金を貸したという証拠を残す為に、借用書は作っておいた方が良いです。

お金を貸した後に別れた場合、どうしても取り戻したい場合には、裁判手続きが必要になりますが、借用書があれば取り戻せる可能性が高まります。

なお、民事裁判でお金を取り戻そうとしても、相手にお金が無ければ貸したお金の回収は困難なので、結局は泣き寝入りになることも多いです。

結婚式や新婚旅行、新婚生活のために借金をしたい

結婚式

結婚をするとなると結婚の挙式を挙げて、その後にハネムーン旅行をします。

そして、新婚生活を送るために家具や家電製品などの家財道具を新調したりなど、何かとお金がかかるものです。

彼氏や彼女に借金があるとなると、結婚費用が足りなくてさらに借金をしようかと考える方もいると思います。

また、仮に彼氏や彼女の借金を結婚前に債務整理したとしても、結婚費用の為にお金を借りれば当然のことながら利息が付くので、借りたお金以上の金額を返済しなければなりません。

そうなると、新婚早々から生活苦になってしまう可能性があります。

結婚は、婚姻届けを役所に出して籍だけ入れて、結婚式は挙げない、新婚旅行には行かないというのも選択肢としてはありだと思います。

また、結婚は人生の一大イベントなので、どうしても結婚式をあげて、新婚旅行にも行きたいという方は、結婚式の時に来客から頂いたご祝儀で全て賄える様にするべきです。

そうすれば、借金をしなくて済むので、お金のことで悩まずに済み、楽しい新婚生活を順調に送ることができます。

借金を抱えたまま、結婚生活を送るとどうなるのか?

借金を抱えた男性

ここでは、彼氏・彼女に多額の借金があり、借金の整理を行わずに借金を抱えた状態で結婚をした場合にどうなるのかについて解説をしています。

借金は「個人」が負うものなので、結婚をしたとしてもパートナーの方にまで借金の返済義務が生じることはありません。

但し、結婚をするということは家庭を持つという事なので、結婚後は家計が一つになってしまいます。

ですから、実質的には、借金を負っていない方の配偶者は、借金を負っている配偶者の借金返済をサポートする必要がでてきます。

支出を減らす為に節約する必要がある

例えば、彼氏が多額の借金を抱えていて、その状況で結婚をしたとします。

彼氏である夫は働いていて給料を得ていたとしても、その給料の一部は借金返済に充てられます。

つまり、家庭に入ってくる収入は少なくなるという事です。

一般的に家計の管理は妻に任されるので、妻は入ってきた収入で生活のやりくりをしなければならず、節約する努力が必要となります。

子作りの時期を遅らせたり、子供をあきらめる必要がある

また、子供が欲しいと思っても、子供には養育費や教育費などのお金が掛かります。

子供が小さいうちは、子供の面倒を見なければならないので妻は仕事ができなくなり、生活費は夫の給料に頼るしかなくなります。

なお、子供ができた時には、行政から出産育児一時金と子供が中学生になるまでは児童手当が支給されます。

行政から支給される子供のためのお金はとてもありがたいのですが、支給される金額以上に子供にはお金がかかってしまいます。

そのため、借金を完済するまで子作りの時期を遅らせたり、子供を作るのをあきらめたりする必要が出てきます。

借金を負っている配偶者の財産が差押えされる可能性がある

仮に多額の借金を負っている配偶者が、返済を滞納し続けた場合には、最終的には財産の差押えが行われます。

借金を負っていいる配偶者の銀行口座を、生活費を管理する口座にしていた場合には、その口座の預金は差押さえされてしまいます。

また、借金を負っている配偶者が仕事をしていた場合には、給料の一部が毎月差押えをされます。

さらに、借金を負っている配偶者名義の家屋や土地も差押えで失う場合があります。

借金を負っている配偶者は借金ができなくなる

借金を負っている配偶者は、金融機関のブラックリストに載るので、原則として借金はできなくなります。

結婚を考えている彼氏や彼女の借金が少額なら、借金は短期間で完済できるので、借金を抱えたまま結婚をしても良いと思います。

ですが、多額の借金を抱えている場合は、結婚をしても不幸になるだけなので、お付き合いはやめて別れた方が良いです。

多額の借金を抱えた人と結婚をしても、生活が破綻をして、離婚や別居という結末を迎える可能性が高いです。

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