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パチンコを打っている人

借金返済地獄に陥る理由は様々ですが、意外とパチンコがきっかけだという人も多いものです。

パチンコで作ってしまった借金が元で返済地獄に陥っているなら、どのようにして抜けだせばよいのでしょうか。

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借金返済地獄から抜け出すにはパチンコを止める

パチンコ

借金地獄から本気で抜けだしたいと思っているなら、パチンコを止めるしかありません。

パチンコは、三店方式というパチンコ店と景品交換所、景品問屋という形態で営業をしています。

お客はパチンコ屋では景品しか受け取らないため、法的にはパチンコはギャンブルではないとされています。

ですが、実態はパチンコで勝った場合にはお客はパチンコ店で景品を受け取って、これを景品交換所に持ち込んで現金に換えます。

景品問屋は景品交換所から景品を買い取って、パチンコ店に卸しています。

このため、実質的にはお客はパチンコで勝った場合には現金を受け取れるので、パチンコはれっきとしたギャンブルといえます。

パチンコの還元率は80%前後と言われることもあれば、60%以下だという意見もあります。

それでも他のギャンブルよりは高く、宝くじの約45%に比べたら高い方ではあります。

しかし、パチンコはいくら還元率が高くても必ず勝つわけではありません。

宝くじとは違ってリアルタイムでゲームが動きますし、派手なゲーム演出による高揚感もあります。

そのせいではまりやすく、大金をつぎ込みやすいのです。

場合によってはずっと負け続ける可能性も多いにあります。

返済をするにはしっかりとした支払い計画を立てる必要があるので、湯水のようにお金を使ってしまうパチンコを絶つ決意をしないと借金地獄から抜け出せないです。

決してパチンコで一発当てて、そのお金で借入金の返済をしようとは思わないことです。

払えない借金返済地獄は債務整理

借金の整理

パチンコを止めただけでは、もちろん借金は減っていきません。

少しでも早く借金地獄から抜け出すには返済額を増やし、元金を減らしていくしかありません。

しかし、どうしても今の状況では必死に返済しても充当されるのは利息ばかりで、元金が全然減っていかないなんてこともあるでしょう。

そのような状況に陥っているなら、債務整理が必要です。

任意整理で利息分をカットするだけでも、かなり返済は楽になります。

元金さえ払って行けないという人は、最終的な救済措置として自己破産があります。

大事なのは債務整理をした後に、「人生を本気でやり直す」という考えを持つことです。

借金やギャンブルに対する考えを根本的に改めなければ、例え自己破産をしたとしてもまた同じことを繰り返してしまいます。

自己破産をしたとしても10年も掛からずに信用情報機関の信用情報がクリアされ、新たな借入ができます。

考えを改めていない人は借金できる状況になれば、すぐにまたお金を借りてしまいます。

ギャンブル依存症となっている人の場合は、ブラックリストに載っていて銀行や消費者金融からの借入ができなくても、闇金で借りてしまうことがあります。

非合法な闇金で借入れをしてしまうと、借金地獄の無限ループから抜け出せなくなります。

いったいなぜ自分がこのような辛い状況に陥ってしまったのかをよく考え、強い意思を持って悪い習慣(ギャンブル症と借金癖)を絶つことが大事なのです。

ギャンブル依存症となっている場合には治療が必要

病院

ギャンブル依存症は、ギャンブルを止めたくても止めれなくなる病気で、精神疾患の一種で医学的には「ギャンブル障害」と呼ばれています。

ギャンブル依存症となっている場合には、医療機関やギャンブル依存症対策の専門機関を利用して治療をする必要があります。

ここでは、「パチンコでギャンブル依存症となっている場合に見られる特徴」と「パチンコによるギャンブル依存症かを判断するチェックリスト」をご紹介します。

パチンコによるギャンブル依存症の特徴

パチンコ依存となった場合の特徴には、次のものがあります。

  • パチンコを止めたくても止められない。
  • パチンコをしたいという強い衝動があり、抑制できない。
  • パチンコが原因で、多額の借金を抱えるなどの日常生活に支障が発生している。
  • 心理的あるいは身体的に病んでおり、暗い日々を送っている。
  • パチンコによるギャンブルの為に社会的な信用を失っている。

ギャンブル依存症かを判断するためのチェックリスト

米国精神学会が公表をしている「DSM-5」というギャンブル依存症の判断チェックリストです。

以下の項目に5個以上当てはまった場合、パチンコによるギャンブル依存症に陥っている可能性があります。

  • パチンコで興奮を得るために、賭ける金額を増やしたいという衝動に駆られる。
  • パチンコを中断したり、止めようとすると落ち着きがなくなる。または苛々とする。
  • パチンコの頻度を減らす、制限する、または止めるなどの努力を何度も行っているが、成功していない。
  • 1日の内でパチンコのことを考える時間が長い。(例:次にパチンコに行くことを考えている、パチンコの軍資金の調達方法を考える)
  • 倦怠感や無気力、うつ状態や不安などの暗い気分の時に、パチンコをすることが多い。
  • パチンコで負けた後、次の日にそのお金を取り返すためにまたパチンコ店に行くことが多い。
  • パチンコにハマっていることを隠すために、平気で嘘をつく。
  • パチンコのために、人間関係の悪化や、仕事の機会や教育の機会を失いそうになった、または実際に失ったことがある。
  • パチンコによって経済的に追い込まれて、他人にお金を無心したことがある。

チェックリストを実施した結果、5個以上の項目にあってはまった方は、自分が「ギャンブル依存症」という病気になっていると自覚をして、その症状を改善するための対処をするべきです。

パチンコによるギャンブル依存症に対して家族がするべきこと

家族

ギャンブル依存症となっている方は、精神疾患を患っているため、自分で適正な判断を行うことが難しい状況となっています。

そのため、ギャンブル依存症となっている方を持たれている家族の方が主体となって、ギャンブル依存症となっている方の治療をサポートする必要があります。

精神科医などの専門の医療機関の受診

ギャンブル依存症となっている時に、掛かるべき医者は精神科医です。

インターネットなどでお住いの近くの精神科医を探して、受診することをお勧めします。

ギャンブル依存症の本人だけだと病院には行きたがらない場合もあるので、家族が付き添って一緒に病院に行くと良いです。

自助グループへの参加

ギャンブル依存症になったという同じ悩みを持つ人が相互に支え合い、情報交換をすることができる自助グループという組織があります。

パチンコでギャンブル依存となった方が参加できる自助グループには、次の組織がありますので積極的に参加をしてみましょう。

  • 依存症を持つ当人向けの「GA日本インフォメーションセンター」
  • 依存症の人を家族に持つ「一般社団法人ギャマノン日本サービスオフィス」

ギャンブル依存症の支援団体

パチンコなどのギャンブル依存症となっている方の問題解決を支援する組織として、下記の組織があります。

  • 公益社団法人 ギャンブル依存症問題を考える会
  • NPO法人 全国ギャンブル依存症家族の会

パチンコ依存の再発を防ぐ為には

パチンコ店

せっかく治療を受けてパチンコによるギャンブル依存症が治ったとしても、再発防止を心掛けないと、また同じ問題を繰り返す可能性があります。

ここでは、パチンコ依存の再発を防ぐためのポイントについて紹介をしています。

  • 金銭の所持は必要最低限として、必要以上に大金を持ち歩かない。
  • パチンコを思い出すようなことは避ける(パチンコ店には近づかない、パチンコ店のコマーシャルが入るテレビ番組は見ない)。
  • できれは週に1回程度、自助グループに出席をして、パチンコ依存の辛さを確認する。
  • スポーツなど他に打ち込むことができる趣味を探す。

体を積極的に動かすと脳(精神面)にも良い影響があるので、特にスポーツに取り組むことは再発防止策として有効です。

例えばジョギングであれば、手軽に始めることができますし、掛かる費用もシューズ代ぐらいであまりお金もかかりません。

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