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借入生活からの脱出

借金返済をし続けるのはかなりストレスが溜まります。

長年支払い続けているのになかなか減らない借金に悩んでいる人も多いでしょう。

そんな借金生活から本気で抜け出したいと考えているなら、次の方法を試してみましょう。

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借金の解決方法

借金生活となった原因は何か?

借金の悩み

まず大事なのは、何が原因で借金をしたのかを客観的に把握することです。

いつの間にか増えてしまった、どうしてなのか分からないという状態では困ります。

最初は些細な事だったかもしれません。

車の修理代にちょっとだけ足りない分を借りたけど、返済し続けていると利用可能額が大きくなり、飲み代や被服費など何か要り用になる度に借りてしまうようになった・・・。

そんなことを繰り返しているうちに借金が膨れ上がって、支払っても全然減らなくなってしまうのです。

最初に借りるきっかけになったこと、そしてどんな時に追加で借りてしまうのかを考えてみましょう。

簡単に繰り返してしまう借金はその原因を取り除かないことには、なかなか返済地獄から脱出することはできません。

借金生活から脱出するには環境作りから

借金はダメ

自分がどんなときにお金を借りるのかが分かったら、借金をしないで済む環境を作るようにしましょう。

ここでは、借金をしない環境を作るためのヒントをご紹介します。

これ以上お金を借りない

地獄のような苦しい借金生活から抜け出す為には、まずは金銭に関わる生活態度を改めることが必要です。

特に借金地獄に陥りやすい方には、次の様な方がいます。

自分が当てはまっていないかを確認してみましょう。

浪費癖・借金癖のある方

欲しい物があると我慢することができない方です。

見栄っ張りで、高級ブランド品などを持つことで、自己の存在感や正当性を保っている方です。

また、他人より価格の高い商品を持つことで優越感に浸りたいという欲求もあります。

こういった方は、自分自身の才能には自信が無く、身の周りの物を高級品にすることで、自分の価値が高まっていると勘違いしている方が多いです。

所持品を高級品にするのではなく、自己啓発をして自分自身の能力を磨くようにしましょう。

自分磨きの勉強をする為に専門書を購入するとしても、ほとんどの場合は数千円も出せば購入できます。

そして、浪費をする癖を治すために信販会社のクレジットカードや銀行のローンカードは解約をして、廃棄をしましょう。

カードを廃棄して、お金を借りれない様にすれば浪費癖・借金癖は治るはずです。

また、浪費癖や借金癖のある方は、時間を持て余しており、持て余した時間で買い物をすることが多いです。

ですから、無駄づかいする機会を減らすために、仕事や勉強に専念する、お金の掛からない趣味を見つけて没頭すると良いです。

そうすれば、買い物をする機会が減るので、無駄遣いするのを避けることができます。

ギャンブル癖のある方

パチンコやパチスロ、競馬などのギャンブルは余暇のストレス解消として、決まった金額の範囲で楽しむ分には問題ないと思います。

ですが、熱くなりすぎて負けを取り返そうとパチンコ店や競馬場などに続けて通う様になり、しまいには軍資金調達の為に借金までする様になっている方はすでにギャンブル癖が付いてしまっていると考えてよいでしょう。

借金を抱え込んだ時点で、このままではまずいと気が付いて、ギャンブルから足を洗うことができればよいです。

でも、足を洗うことができなくて、ギャンブル目的で借金を積み重ねてしまうような方は、ギャンブル依存症になっている可能性が高いです。

ギャンブル依存症の症状には「ギャンブルにハマってやめられない」、「ギャンブルをしたいという衝動に駆られる」、「ギャンブルが原因で社会生活に支障が出ている」などがあります。

ギャンブル依存症は、世界保健機関(WHO)でも認定をされている病気です。

ギャンブル依存症の人は、脳に機能障害が起きていることが分かっています。

ギャンブル依存症は病気なので専門科医の治療を必要とします。

もし、上で述べたギャンブル依存症の症状に当てはまって借金を繰り返している方は、病院へ行くようにしましょう。

なお、ギャンブル依存症になっている場合には本人には自覚がないことが多いので、その場合は家族などの周りの人が病院に連れて行ってあげる必要があります。

お酒を止めることができない方

お酒を飲むために借金をしてしまう人がいます。

仕事が終わって帰宅した後の夕食時に晩酌としてお酒を飲むなら、深飲みさえしなければ特に問題はありません。

ですが、常にお酒を飲みたくて仕方がないという方、毎日朝からお酒を飲んでいる方、あるいは飲酒の為に借金を重ねるなどの生活に支障が出ている方は、アルコール依存症となっている可能性が高いです。

アルコール依存症もギャンブル依存症と同じく病気なので、専門の医療機関で治療を受ける必要があります。

付き合う友達は選ぶ

今現在、付き合っている友達に浪費癖があったり、ギャンブル好きだったり、お酒好きの場合には、その友達に誘われることで、借金を増やすことになっていないかをよく考えてみましょう。

優柔不断な性格の人ほど、付き合っている友達の影響を受けやすくなります。

友達の影響を受けて借金を増やしている方は、悪い影響を受けている友達とは距離を置いて、自分に良い影響を与える友達を作る様にした方が良いです。

家計簿をつける

家計簿をつけている女性

生活費が足りなくてつい1万円・2万円借りてしまうなら、家計簿をつけて無駄がないかを観察します。

家計簿をつけることで、収入・支出というお金の流れが明確になります。

もし、家計簿をつけていない方は、お小遣い帳の様な簡単なものでも良いので、後から見てどこに無駄があるのかを確認できる様にしましょう。

家計簿をつけることで、支出を減らすための節約を行うことができます。

固定費を削減

固定費とは、毎月、決まった固定額を支払っている支出のことで、家賃などが該当します。

ここでは、固定費を減らす方法について考えてみます。

家賃

アパートや賃貸マンションなどの賃貸住宅に住んでいる方は、家賃の安い物件に引越しをする様にしましょう。

一時的に引越し費用が発生しますが、荷物があまりなければ自分だけで引越しができますし、荷物が多い時でも友人・知人に手伝って貰えばあまりお金を掛けずに引越しができます。

例え、引越し業者を使うことになっても、安い物件に引っ越せば、数カ月程度で引越し代以上の家賃の節約ができます。

通常の賃貸物件ではなく、会社の寮やシェアハウスに入居すれば、大幅に家賃を下げることが可能です。

また、もし実家に引越しが可能なら、実家に戻った方が良いです。

実家暮らしでも、家賃代として少しは親にお金を払うことになると思いますが、電気代やガス代、水道代といった水道光熱費は支払わなくてよくなるので、大幅に支出を減らすことができます。

もし、賃貸住宅ではなく、住宅ローンを組んで一戸建て、あるいは分譲マンションに住んでいるのなら、住宅ローンの借り換えを検討してみましょう。

今、支払っている住宅ローンより安い金利の住宅ローンがないかをインターネットを使って探します。

住宅ローンは、一般的に高額な借り入れなので、ほんの少しでも低い金利の住宅ローンを借りることができれば、支払総額はかなり減らすことができます。

自動車

自動車は、購入時には消費税と自動車取得税、所有していると自動車税と自動車重量税、自賠責保険、任意保険、駐車場代、燃料代、車検代と多くの費用が掛かり、まさに金食い虫です。

首都圏や地方でも大都市に住んでいて電車網や地下鉄が整備されている地域に住んでいる方は、もし自動車を所有しているなら、本当にクルマが必要なのかを考えてみましょう。

もし、クルマをほとんど必要としていないならクルマは売却してしまい、クルマが必要な場合はレンタカーを借りる様にした方が良いです。

また、交通の便が悪くて車がないと不便な地方の方や通勤などでどうしても車が必要な方は、現在乗っているクルマが小型自動車あるいは普通自動車だったら、軽自動車にできないかを考えてみましょう。

軽自動車に乗り換えをすれば税金と保険、燃料代などを大幅に削減できます。

保険

生命保険や医療保険、傷害保険などに加入をしている方は、安いプランに変更できないかを検討しましょう。

掛け捨ての保険の場合は、掛け金が安いですが、あまり保険に入っててもメリットがないものもあります。

加入をしていてもメリットがあまりない保険は、いっそのこと解約をしてしまうことをお勧めします。

通信費

NTTの固定電話と携帯電話の両方を契約している方は、携帯電話のみにすると固定電話料金を削減できます。

さらに、携帯電話は、格安スマホを利用していないなら格安スマホへ乗り換えをすることで、通信基本料を大幅に削減することができます。

携帯電話の乗り換えでスマートフォンの通信会社であるキャリアを変更しても、電話番号は変更しなくて済むので、乗り換えはさほど手間を掛けずにできます。

教育費を節約

教育費は子供の将来の人生に関わる部分なので、子供の為に削減をしない方が良いでしょう。

子供に教育を行って、将来的に安定した職業に就くことができれば、就職するまでに掛かった教育費なんて安いものです。

食費を節約

食費がかさんでいるなら節約レシピや弁当持参、外食を無くすことで出費を抑えることができます。

食材は、季節ごとに安くなる食材を購入したり、食料品店の売り出し日に行って、少しでも安い価格で買うことを心掛けましょう。

水道光熱費を節約

電気やガス、水道は、工夫をすれば節約ができる部分です。

例えば、電気代は、電気を多く使用している時にブレーカーが落ちることが無いのなら電力会社との契約アンペア数を今より一段階下げることで、電力基本料金を下げることができます。

水道代は、シャワーをよく使う方は節水シャワーヘッドを購入したり、洗濯の時にお風呂の残り湯を利用するなどをすることで節約できます。

ガス代の節約には、家庭を持っている方は、お風呂は追い炊きをしなくて済むようにお風呂が沸いた後は出来るだけ短期間の内に家族全員が入る様にする。

また、ガス給湯器の使用を減らすために、冬場の食器洗いは厚手のゴム手袋をはめて行い、お湯を使わずに水だけで洗う様にすると良いです。

交通費を節約

会社へ自動車で通勤をしている方は、徒歩や自転車通勤にできないかを考えてみましょう。

また、飲み会などの帰りにタクシーを使う機会が多いなら、電車や歩きで帰ることができないかを検討しましょう。

遊興費と娯楽費を節約

観光旅行やレジャーなどの遊興費と趣味などの娯楽費は我慢をすれば大幅に削れる部分です。

ですが、まったく楽しみがないと気分転換やストレス発散ができません。

それでは、精神衛生上よくないので、給料日前の直前にお金が残っていたら、節度を持った範囲内で趣味や旅行などにお金を使ってもよいと思います。

リフレッシュをして気分一新ができると、仕事も頑張れるはずです。

支出の管理をこまめにする

給料が出たら、支出の項目ごとに封筒にお金を入れて、無駄な出費をしないようにしましょう。

固定費以外の変動出費である食費、衣服費や日用品の購入費、ヘアーカット代などの雑費などは、一カ月分として1つの封筒にお金を入れるのではなく、2週間単位あるいはより細かく1週間単位で封筒にお金を入れる様にしましょう。

そうすることで、より細かな出費の管理ができます。

もし、封筒に入れたお金が余ったら、そのお金は持ち越して次の支出分に上乗せするのではなく、借金返済に充てる様にして、少しでも早くかつ多く返済する様にしましょう。

生活をシンプルにする

物を多く保有している方は断捨離を行って、必要最低限の物だけを所有するシンプルな生活に切り替えることをお勧めします。

シンプルな生活スタイルにすることで、物をあまり買う必要がなくなるので出費が減ります。

また、所有物を最低限の物だけにすることで部屋を広く使うことができ、さらに整理整頓や掃除も楽になります。

余ったお金は借金返済

上述した借金をしない環境を作ることで、これまで借金で補っていた分の出費を減らして、借金をしないようにします。

そして、さらに浮いたお金があれば、それを借金返済に回すようにして、早期の完済を目指します。

早期完済を実現できれば、総支払利息額を減らすことができます。

借金の一本化で借金生活からの脱出に専念

借金返済をしている人

借金生活から脱出をするには、借金返済に集中できる様にすることも大切です。

借金を一つにまとめる

もし、複数の金融機関から借り入れをしている多重債務となっているのなら、その借金を一つにまとめることができないかを検討してみましょう。

銀行の中には、複数の借金を一つにまとめる「おまとめローン」という金融商品を提供している所があります。

現在の借り入れより低金利で「おまとめローン」を借りることができれば、借入元本は減らすことはできませんが、利息の支払いを減らすことができます。

減らすことができた利息分を借入元本の返済に充てれば、早期完済が実現でき、その結果、利息の総支払額を大幅に削減することが可能となります。

また、複数の借入先があると借金総額の把握は難しいですが、借金を一つにまとめることで、借金総額は明確となります。

そして、今まで、毎月複数の借入先に返済していたのが一か所だけで済み、返済の手間も大幅に減らすことができます。

おまとめローン利用時の注意点

「おまとめローン」に申し込む際の注意点ですが、短期間の内に複数の金融機関に申し込みをしない様にする必要があります。

「おまとめローン」は他の金融機関からの借り入れをまとめるために、一般的に融資金額は多額となります。

多額融資のため、「おまとめローン」の審査は厳しく、審査に落ちてしまうこともあります。

審査に落ちたからと言って、短期間の内に「おまとめローン」を提供している様々な金融機関に融資の申し込みをすると、いわゆる「申込ブラック」という状態になります。

銀行に融資の申し込みを行った場合、その申し込んだという情報は、個人信用情報機関という各銀行が共通して利用しているデーターセンターに情報が記録されます。

一般的には1か月の内に3社以上の金融機関に融資の申込をすると「申込ブラック」になって、審査に落ちるといわれています。

つまり、短期間の内に、多くの金融機関に融資の申し込みをするということは、「申込者はお金に相当困っている」と判断をされてしまうという事です。

「おまとめローン」に申し込む場合は、申込ブラックにならない様に、申込む銀行数は1か月の内に2社までにとどめておきましょう。

借金生活から抜け出す為に収入を増やすことを考える

働いている人

借金生活から早期に脱出するためには、支出を減らすだけでなく、収入を増やすことができないかもよく考える必要があります。

ここでは、収入を増やす方法についてアドバイスを行っています。

働く時間を増やす

勤め先の会社に残業時間の規制がない場合には、労働基準法の労働時間の制限に違反しない範囲で、残業時間を増やす様にしましょう。

沢山働いて、より良い結果を早期に出すことができれば、給料が増えるだけでなく上司からの評価もアップするはずです。

自営業の方の場合は、自分の労働時間を増やすことで、所得を増やす様に努めましょう。

ただし、働き過ぎて健康を害したのでは、意味がありません。

働き過ぎで、肉体的あるいは精神的に辛いと感じた場合には、労働時間を増やす前の状態に戻すことも大切です。

アルバイトや副業を行う

もし、勤め先の会社の社内規定で、副業やアルバイトをすることを許可しているのなら、会社から帰宅した後、若しくは会社の休みの日に副業やバイトをすると良いです。

最近では、インターネットを活用して、仕事内容と報酬金額を提示しているクラウドソーシングを利用することで、誰でも簡単に副業をすることができます。

本業以外の空き時間をうまく使って、収入のアップを図りましょう。

不用品を売却

物を沢山持っているよりは、シンプルな生活をした方が望ましいという話を既にしました。

シンプルな生活を実現するには、今現在持っていて、あまり使っていない物を売却する様にしましょう。

売り先は、少しでも高く売りたいならネットオークションあるいはネットフリーマーケットに出品をすると良いです。

配送作業などが煩わしい場合には、リサイクルショップに持ち込むという方法もあります。

借金生活からの脱出方法まとめ

まとめ

今まで述べてきたことを、分かり易くまとめました。

  • 借金を作った原因を考える
  • 2度と借りない
  • 付き合う友達を選ぶ
  • 家計簿をつけて節約を実施
  • ライフスタイルをシンプルに
  • 借金を一つにまとめて返済に集中
  • 収入を増やす

この7項目を徹底するだけで、ほとんどの人は借金生活から抜け出すことができるはずです。

どうしても借金生活から脱出できないなら債務整理

人生の再スタート

生活を切り詰めて借金返済に集中しても借金が減らないなら、借金返済を続けるのを断念し、債務整理をしましょう。

債務整理は法律に関する専門知識を必要とするので、一般的には借金問題の解決を得意としている弁護士あるいは司法書士に手続きを依頼することになります。

債務整理は任意整理、特定調停、個人再生、自己破産と段階があるので、借入状況などに応じて適した方法を選ぶ必要があります。

また、借入先に払い過ぎた利息金がある場合には、そのお金の返済を借入先に求める過払金返還請求もできます。

債務整理の種類 特長
自己破産

これ以上、返済を続けるのが困難な場合に、管轄の地方裁判所に破産の申立てを行う方法です。

高額な財産がある場合には、裁判所で選出した破産管財人が債務者の財産を換金して、各債権者に分配をします。

裁判所が免責許可の決定を行うことで、税金などの非免責債権を除外して、債務者の債務は消滅します。

過払金返還請求

利息制限法で決められている上限金利より高金利の通称グレーゾーン金利で債権者から融資を受けていた場合に、払い過ぎた利息金の返還を求めます。

通常は、債権者と直接交渉を行いますが、債権者が交渉に応じない場合には裁判所を使って民事訴訟によって債権者に過払金の支払いを求める事もあります。

過払金返還請求には時効があって、最後に返済を行ったときから10年までなので、時効が近い方は早急に手続きをしなければなりません。

任意整理

裁判所などの公的機関を一切使わずに、代理人である弁護士または司法書士が直接、債権者と返済負担を軽減するための話し合いを行う方法です。

利息制限法で規定されている法定金利で貸付利息の再計算を行う、いわゆる引き直し計算を実施して借金総額の確定を行います。

その上で、今後の貸付利息のカットや返済回数の増加による返済期間の延長などの実現を目指します。

特定調停

管轄の簡易裁判所で、調停委員が債権者と債務者の話し合いの仲立ちを行って、和解を目指す方法です。

和解が成立した場合には、和解した内容について調書が作成されます。

調書に記載されている内容は、訴訟時の確定判決と同一の強制力があります。

そのため、和解した条件で債務者が債権者に対して返済ができなかった場合には、裁判を行わずに給与や預貯金などの財産の差押えが行われてしまいます。

個人再生

管轄の地方裁判所を利用した手続きです。

個人再生の利用条件は「反復かつ継続した安定収入がある」、「マイホームローンを除いた引き直し計算後の負債総額が5千万円以下」であることです。

住宅ローン特則(住宅資金特別条項)を利用することで、持ち家などを手放さずに借金の整理をすることができます。

マイホームローン以外の借金を1/5までに圧縮した上で、3年間で完済する再生計画案を裁判所に提示します。

裁判所で認めて貰った再生計画に従って、分割払いで支払いを行います。

多額な利息さえカットできれば3年以内で問題なく返せる借金であれば、任意整理や特定調停がよいでしょう。

手放したくない持ち家があるなら個人再生、そして個人再生で減らした借金でさえ支払えなければ自己破産という選択をするしかありません。

一度、債務整理をすれば信用情報機関に金融事故の情報が登録されるので、およそ5年から10年は借金ができなくなります。

金融事故の情報が消えた後は再び借金が出来る様になりますが、借金をしないで済む環境を保つことが大切です。

もう2度と借金は繰り返さないという強い意思を持ち、再スタートを切りましょう。

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